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CLIP STUDIO(クリップスタジオ)の使い方:カスタマイズ編

この記事はカスタマイズ編を扱っています。
最初にやっておくと後から便利に使えたり、違和感を少なくしたりできる設定を取り扱っています。
特に初心者の方は時間がかかるかもしれませんが、最初にこのカスタマイズをしておく、または覚えておくことでそのあとに効率化したい際も役立ってくれるはずです。

画面全体の色設定

メニューバーの「ファイル」→「環境設定」を開き、「インタフェース」→「カラー」から画面全体の淡色と濃色が選択ができます。

人間の視覚的に濃色のような暗い画面の方が目に優しいので、長時間作業をよくする方には濃色がおすすめです。
淡色も淡色で、濃色に比べてイラストの仕上がりがわかりやすいというメリットはあるので、作業中は濃色で目にやさしく、仕上げ作業のときは淡色で確認してという使い方もおすすめ!

環境設定の「キャンバス」のメニューからは透過表示である格子模様の色も変更できるのでコントラストを弱くしたりなどすることでも目に優しい作業環境になります。

筆圧の設定

もしデフォルトで少し描きにくさを感じるのであれば、筆圧の設定をしましょう。
ペンごとにも筆圧を設定することもできますが、クリスタが重くなってしまう原因にもなりうるので、クリスタ自体で筆圧設定をした方が軽いことが多いです。

メニューバーの「ファイル」→「筆圧検知レベルの調節」から設定ができます。

キャンバスを開いている状態で入り抜きを意識しながら描いてみるとその人に合わせた筆圧に勝手に設定をしてくれるので、一度筆圧検知レベルの調整を開いた状態で何度かキャンバスに描いてみるとよいかもしれません。

手動で設定する場合は、下記の表を参考に調整をしてみてください。

もし設定したものが気に入らない場合は「初期設定に戻す」のボタンで最初に戻り、途中のポインターを消したい場合はクリックをしながら外側にドラッグすることでポインターを消すことができます。気軽に筆圧設定をしていきましょう。

ウィンドウの追加・削除

サイドに出ている各ウィンドウは目的によって追加・削除が可能です。

メニューバーのウィンドウをクリックすると、現在表示されているウィンドウの左横にチェックマークがついているので、外したり付け足したい場合は希望のウィンドウをクリックします。
特にiPadでイラストを描いている人にとってはウィンドウが多くて、描写するための幅が狭いなんてことも起こりうるのでできる限り無駄なウィンドウは省いていきたいところです。

ウィンドウの移動

表示しているウィンドウは移動したり、まとめたり、別のウィンドウとして扱うこともできます。

上のGIF画像を参考にして自分の使いやすいカスタムをしてみましょう。
もしお気に入りの配置ができたときはメニューバーの「ウィンドウ」→「ワークスペース」→「ワークスペースを登録」をすることで、いつでもその配置のワークスペースが出来上がります。

イラストと漫画でワークスペースは違う風にしたいという方や、カラーイラストとモノクロイラストでパレットの種類や位置を変えたいという方はぜひ数種類登録してみると作業効率も上がります。

また、iPadとPCを併用している方でPCのウィンドウと同じ配置にしたい際は、「ワークスペースの登録」ではなく「ワークスペースを素材として登録」にしておけば、いつでもASSETS素材から検索して導入することができるので、もしPCが変更になった際なども安心して使うことができるのでお勧めです。

ツールをコマンドバーに登録する

ウィンドウの移動の派生のようなものですが、好みのツールを上のコマンドバーに登録することができます。
漫画でよく使う吹き出しツールや、定規ツールなどは登録しておくとパっと使用することができて便利です。
ツールの登録に関してはコマンドバーも便利ですが、クイックアクセスの方が便利に使えることも多いので、またクイックアクセスに関しても記事にしたいと思っています。

おすすめのウィンドウ

漫画を描く人とイラストを描く人でおすすめするウィンドウは違うのですが
私はイラスト描きなのでイラストを描く人におすすめのウィンドウ中心になります。

サブビュー

参考にする画像や、色を抽出したいパレット画像などを呼び出せるウィンドウです。

キャラクターラフをここに表示させて本描きをする、などの使い方をする人もいます。
特に初心者の方なんかは、最初に色に関して悩む方も多いので配色を参考にしたい方から色取りをしたり、参考にするイラストを見ながら自分で色を選択するのにも便利です。

ナビゲーター

作業ウィンドウでの拡大や縮小に関係なく、イラスト全体を常に表示してくれるウィンドウです。

イラストってもちろん拡大しつつ細かく丁寧に描くことも魅力の1つですが、遠目から見たときにパっと見の印象も大事ですよね!
特にTwitterやPixivなどの多くの公開できる場ではサムネイルと呼ばれる小さい画像がまず出ることが多いので、サムネイルにしたときのイメージがナビゲーターをつけているとわかりやすいです。

特にビジュアル中心のお仕事をする人や、サムネイルが大事なpixivなどに投稿するようなイラストを描く人などはぜひ使ってみてください。

カラースライダー

多くの人はカラーパレットと呼ばれる四角(または三角)の形をしたパレットから色を選ぶかと思いますが、カラースライダーはパレットのような色を感覚で選ぶのとは違い、数値で色を設定できるウィンドウです。

色を数値で設定する方法は3つから選択でき、

  • 「RGB」…色をR(赤)G(緑)B(青)の光の三原色で捉えた色の表現方法。
  • 「HSV」…色を色相(H)S(彩度)V(明度)の色空間で捉えた色の表現方法。
  • 「CMYK」…色をシアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)ブラック(K)の主に印刷に使われる4色で捉えた色の表現方法

以上の3つから選択ができます。

RGBは色の幅が広く、Webに使われるイラストで多く使用される色の表現方法です。
カラーコードとも相性がよく、カラーコードとRGBを変換するツールサイトなどもあるので、カラーコードから色を割り出したいときなどはそのようなツールサイトと併用して使用したりもします。

HSVは色相、彩度、明度の色空間なため初心者にもわかりやすい色構造になっています。
影を入れたいときに同じ色から明度だけを落としたい場合や、色味をつけたいときに、同じ色から彩度だけをあげたい場合などに使うことが私は多いです。

CMYKは印刷の仕事に携わりたいのであれば必ず覚えていてほしい色の表現方法です。
印刷は基本的にこの4色を混ぜることで成り立っています。
色の指定で2Cと表記されるのはこのCMYKの色のうち2色のみを使った印刷方法をさします。(大体Kと他1色のことが多いです)
ただクリスタはCMYKに対応している書き出し可能ファイルがかなり少ないので、psd書き出しをした後にPhotoshopで印刷用の色の調整をした方が綺麗に印刷されたりもします。
このへんはソフトの得意分野が違うというだけなので、知識として知っておくとなにかあった際も便利です。

iPadではウィンドウをまとめると便利!

今回、最初にやっておくと後々楽になるカスタマイズを紹介しました!

パソコンの方はそのままで使いやすいかもしれませんが、画面が小さいiPadなどでは
カスタマイズをしないと画面がツールウィンドウばかりになってしまい、描くためのスペースが狭くなり描きにくい…という事態になりやすいです。

また、パソコンとiPadを併用している人は双方では筆圧の設定がかなり異なるので、両方同じように描けるように両方一度筆圧を確かめてみると併用のしやすさもアップしますよ!

クリスタはイラスト機能を兼ね備えたCLIP STUDIO PAINT PRO
上記のPROに漫画機能もプラスされた CLIP STUDIO PAINT EX があります。
PROを購入しても後々EXにすることもできるので、もしクリスタの購入で悩んでいる方がいればまずPROから購入してみるのも良いかと思います。

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