クリスタの機能ありすぎて未だ私もよくわかってませんが、自分がよく使うな~初心者は知っておけば便利だよな~という機能をまとめました。
公式サイトはこちら→CLIP STUDIO PAINT PRO CLIP STUDIO PAINT EX
※この記事は使えそうな機能編です
(11月4日、メッシュ変形について追加)
クリッピング
クリッピングは簡単に言えば、描いたものの枠からはみ出さないようにしてくれる機能です(実際はもうちょっと違う)
さすがに画像じゃ説明しにくかったので動画で説明
クリッピングの仕方 pic.twitter.com/YUcGVBlayf
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年9月23日
色塗りの際に、髪の毛、肌、服、服の装飾…などたくさんレイヤーを分けておくとクリッピングするだけでもうはみ出さなくなるのでとっても便利です。
下のレイヤーでクリッピング
クリッピングと機能はあまり変わりませんが、乗算レイヤーではみ出さずに色を重ねたい場合等に便利
下のレイヤーでクリッピング(再投稿) pic.twitter.com/UBIlbEevtN
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年9月23日
クリッピングと違うのは別の効果レイヤーではみ出さずに塗れるということと、解除したら描いたものはそのまま残っているということです。
たまに解除して「うわぁあ」ってなります
素材の貼り方
前回素材の登録の仕方を描いたのに肝心の素材の使い方が全然だったな、と思ったのでこちらも説明主にテクスチャ、画像素材に対しての使い方です。
人物は適当に描きました。色々目をつぶってください…
素材の貼り方 pic.twitter.com/q8OuZMBQfJ
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年9月23日
選択範囲を指定してその上にドラッグといった手順です。
あとは拡大縮小で大きさ整えたり、レイヤー効果変えたりで色々印象変わります
なお選択範囲せずドラッグすると

こんな感じに画面全体に素材が貼り付けられます。
背景にも使えるよ動画 pic.twitter.com/YmMKr7tPj5
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年9月23日
背景素材もデフォルトでかなり充実してるので、背景めっちゃ楽です。これは絵師をダメにする…便利すぎる…
効果線(集中線)
漫画を描く上で欠かせないのは、スピード感が出る集中線なのですが、クリスタだと簡単に引くことができます。
ただそのままの設定だと、小さめのサイズでは線がガタガタだったり、思った感じの線じゃなかったりしますよね

そんな時ツールプロパティの右下にある工具ボタンを押すと、サブツール詳細というまぁ色々設定できる画面が出てくるので、ブラシ形状を選択
ブラシ形状を鉛筆にしてみると

ガタガタだった線がちょっとまっすぐになりました。
スプレーを適用してみるとこんな感じ

集中線というよりは陽気な雰囲気の効果になります。色はオレンジとか暖色系とかの方がわかりやすかったかも…
ちなみにこのブラシ形状の適用は、集中線だけではなく、コマ枠や、長方形・楕円ツールなどにも使えます
ブラシ形状を登録する
ブラシ形状は自分で作ったものも含めて、色々と登録できます。
今回は結構私が使うツタブラシ(本来ブラシ形状に入っていない)を使って説明
まずはブラシ形状として登録したいブラシを選択

集中線の時と同じようにツールプロパティの右下にある工具ボタンを押します

出てきたサブツール詳細→ブラシ形状でプリセットに登録

できました

さきほど登録したツタブラシのブラシ形状で長方形ツールを使って描いてみました

ほんのり、世界を革命する少女を思い出す枠線です。装飾なんかにも便利です。
3Dモデルの使い方
クリスタを使う上で、特徴ともいえるのが3D素材の豊富さ。
私は人物3Dを使って下書きを描く時参考にしたりしますが、周りにあんまり3D素材使ってる人がいないので布教。
3Dモデルの使い方 pic.twitter.com/5cumIz0ZD6
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年9月23日
中々に気持ち悪く、最初はどう動かしていいのかわからないのですが、触ってるうちになんとかなります
拡大縮小もできるので、複雑な手の形を描きたい場合なども重宝しております。
また、体型の変更もできるので

このように描きたいキャラに合わせた体型を設定してみるのも良いと思います。
人物素材だけではなく、背景3Dや、小物の3Dなんかも便利です。
メッシュ変形の使い方
拡大・縮小・回転・自由変形などよりも自由度がかなり高い変形の仕方です。
動画にもありますが縦横それぞれの格子点数を変更できるので、球体に書いてある文字や、人物の肌に密着してある入れ墨なんかもそれぞれの形に合わせた細かい変形ができます。
メッシュ変形使えばメガネかけさせるのも楽ちん pic.twitter.com/uQ7aKMpane
— ちゃが (@chagamasunill) 2017年11月4日
1つ正面からのメガネの形さえ作っておけば眼鏡を顔の向きに合わせてフィットさせることも簡単にできます。イラスト全体の違和感を少なくするためにもかなり役立ちます。
最後に
正直私が紹介した機能はほんの一部なので、もっと効率的なやり方や、便利な機能が満載なクリスタなので、いろんな人に教えてもらったり、自分で調べてみたりすると面白いです。
Twitterでクリスタ情報をよく発信している ぶひぃ (@BUHII_dayo) さんが他の方々とも協力して作られた時短テクニック本はそんな技術や時短技が1冊にまとめられているのでおすすめです。
電子書籍の取り扱いもありますが、カラーで見れる本の方がわかりやすい!
ここまでお付き合いくださりありがとうございました(*´▽`*)
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